New Year's Resolutions(新年の誓い、2011年1月1日)

2011.1.1 modelships

大袈裟な題名ですが、帆船模型についての今年の抱負は、1778年に建造されたフランスの34門フリゲート艦La Gloireについてリギングを除き艤装を完成させること、そして昨年作り始めた1857年にEssexで建造された2本マストのスクーナーFlying Fishを完成させること(!)です。

La Gloireは、2002年8月から造っては壊して造るを繰り返している習作ですが、当面の目標は艦上の艤装を完成させること。冒頭の写真のように、ヘッドレールと船尾の造作が手付かずの状態です。キットに入っている金属部品を取り付ければ直ぐに完成しそうですが、どうしようか迷っています。ヘッドレールとかの製作用の木材として、ドイツ産のペアーウッド(梨の木)、南米産のカステロ(柘植の代用材)、タイ産のシャムツゲ(これも柘植の代用材、アカネ科の樹木)そして御蔵島産の(本物の)柘植を手元に買い揃えましたので、これも試行錯誤しつつ製作しようと思っています。

先ずはリギングが容易だと思われる2本マストのスクーナーFlying Fish作成して、その後にLa Gloireに戻るか、あるいはLa Gloireはリギングを省略して完成とするか考えたいと思います。Flying Fishも以前の記事の通りキットからかなりの改造が必要です。

La Gloire ビレイピンの製作(1)

昨日は大晦日でしたが、久しぶりの休日でしたので、La Gloireのビレイピンを整形するとてつもなく地味な作業をしていました。キットに入っているビレイピンは、当然のことながらとてもデフォルメされており(総じて太すぎる)、ホワイトメタル製を着色した製品の為に整形、塗装が大変です。ビレイピンの現物にある程度忠実なのは、モデフシップウェイ社製の真鍮製のビレイピンなのですが、黒染め液で黒色に着色したところ、色がどうも模型にマッチしません。やはり当時のビレイピンは木製ということで、Amati社の柘植製の8mmのピレイピンを購入して、これを整形することにしました。上の写真の左下がAmatiの製品、右下が半分整形したところ、上が整形済みのビレイピンで、左が完成品です。これでもまだデフォルメされていますが、キットの付属品に比較するとかなり良くなっています。

どうしても帆船模型を見るときにビレイピンの形状が気になります。海外の博物館のスケールモデルは、良く見るとビレイピンまで縮尺に忠実です。下のようなプロクソンのルーターと精密ヤスリがあれば難しい作業ではありませんが、150個程度作成するには根気が必要です。「こんなことに貴重な時間を費やすのか」、と思うのはサラリーマン根性なのでしょう。趣味には締切り日はありませんし、(家族に顰蹙を買わない程度に)好きなだけ時間を使うことができます。仕事に忙殺されてきた毎日を思い起こすとなんて贅沢な時間なのでしょう。指先に集中して小さなビレイピンを削っていると、すこしづつ心が平穏になっていく気がします。

La Gloire ビレイピンの製作(2)

今年の夏は帆船紀行の旅の予定がないので、備忘録と帆船模型、それに日々の雑感(車関係とか)が中心となると思いますが、今年も宜しくお願いいたします。

テーマ : 帆船模型 - ジャンル : 趣味・実用

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