コンステレーション(USS Constellation 1854、その7 艦首構造)

USS Constellation (31) 艦首1

コンステレーションの艦首正面から撮影した写真です。現在の姿のUSSコンスティテューションの艦首に比較しても更にシンプルな構造で、もはやアッパーチークニーの上にはヘッドレールは存在しません。強いて言えば、アッパーレールと直線的なファルスレール(False Rail)が一体になっていると云えなくもありませんが、海洋小説で馴染みがある18世紀末の優雅なフリゲート艦、スループ艦の艦首構造と隔世の感があります。強度的には間違いなく進化しているのでしょうが、美しさはないですね。

USS Constellation (32) 艦首2

唯一装飾が残っているのは、ビークヘッド (激突艦首)からフィギュアヘッドに掛けての彫刻程度です。この唐草模様は、1999年に完工したコンステレーションの大改修工事直後は金色に塗られていた写真が残っておりますが、現在は上のような感じです。下の写真は1946年にボストン港で撮影されたものだそうですが、白黒写真からも唐草模様が金色に輝いているのが判ります。そういえば、1946年当時は、喫水線の下にちゃんと銅板も張られているのが確認できます。1996年~1999年の改修工事では銅板張りも省略されているようです。

USS Constellation at Boston (2) 1946

フィギュアヘッドは、伝統的な(?)Billet Headデサインで見事な彫刻です。金色に塗るともっと引き立つのではないかと思いますが。

USS Constellation (33) Figurehead

(フラッシュデッキなので想像上の)フォアキャッスルから船首部分を見下ろしたのが下の写真です。船首部分の構造が判ります。ヘッドティンバーは外からは見えませんが存在しています。写真の上の方に見えるのは八角形のバウスプリットの付け根です。

USS Constellation (34) 船首上部

また写真が増えてしまったので、艦尾構造については次の記事にします。

テーマ : 帆船紀行 - ジャンル : 旅行

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