Bark Europa 1911 (バーク型帆船 エウロペ) その2

Europaをこの角度で撮影すると寸詰まりの帆船のイメージですが、スタンスルを張った姿は見事です。
スタンスル・ブーム(Studding Sail Boom)の先端をズームアップしてみると、アウター・ブーム・アイロン(Outer Boom Iron)の形状がよく解りました。帆船模型が常に脳裏にありますが、いつかスタンスルを張るようなクリッパー型帆船作製に行き着くことが出来るのでしょうか。

と、気になって手元にあるUSS Constitutionの帆船模型キットと図面集をみたら、しっかりスタンスルの図解がありました。帆船模型作製は長く休止していますが、そろそろ再開したいと思います。

スタヴァンゲルでも殆どの大型帆船がセイルを揚げないでパレードをしている中でEuropaはしっかり展帆していました。この帆船が建造されたのは1911年ですので、2017年夏にニューヨークからハンブルグに里帰りしたPekingと同じ歳ですね。既に船歴100年ですが、これからも益々活躍しそうです。

現在の位置をみると南米ウルグアイの首都Montevideo付近です。安全な航海をお祈りします。
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