Boothbay Harbor(その4、街の風景)

Boothbay Harbor

この写真は、メイン州の特産物(?)であるロブスター漁用の木製ブイ(wooden buoys)です。このカラフルなブイはメイン州の海岸付近であれば至るところで見ることの出来る光景です。ロブスターの仕掛の持ち主が直ぐ判るようにブイを色分けしているとのことでした。妻もこのブイを気に入ったので、買おうとしたのですが、お店で売っているのは殆どお土産用の複製品(中身がくり抜かれ鳥箱になっていたりする)であり、中々本物は見つかりません。とうとうアンティーク屋というかガラクタ屋で、ひびが入り塗装が薄れた本物っぽい木製のブイを見つけたのですが、大きく、重く、買うのを躊躇ました。旅の終わりにメイン州のポートランドの船道具屋に寄ってみたのですが、木製ブイはとうの昔にプラスチック製に置き換わっていると聞きました。

下の写真は、クジラ見学船の船着場の直ぐ近くにあるレストラン「Kaler's」です。もちろん、名物はロブスター料理。写真では判りませんが、入り口の反対側はBoothbay港に面しており、いい席を確保できると、開け放した窓から潮風を感じつつ、海を眺めながら食事が出来ます。カジュアルな感じのいいお店でした。注文したロブスター・チャウダー、ロブスター・サラダ、クラムの蒸し焼きはとても美味しかったです。Boothbay Harborはツーリステック場所だと思いますが、この店に限らず街の賑わっているお土産屋も、夏季休暇中の学生達のアルバイトが多く、擦れた感じせず街全体に良い印象を持ちました。ちょっと街の中心を外れると、アンティークとか雑貨を扱う、こだわりがありそうな小さなオーナー・ショップが点在しています。

Boothbay Harbor Kalers

現在のBoothbay Harborの人口は約2,000人でとても小さな町です。17世紀中頃に英国からの移住者(English Settler)が夏季のFishing Campを設営したことからこの街の歴史が始まっています。19世紀中頃には、メイン州の漁業の中心地として栄えました。19世紀の終わり頃には製氷工場、ロブスター缶詰工場があり、繁栄していたそうです。1889年に今の町の名前であるBoothbay Harborとなりました。

下はBoothbay Harbor(その3、EastwindとLazy Jack)で記した、メイン州で見られる帆船についての小冊子「Windjammer Watching on the Cost of Maine」を購入したお土産屋の佇いです。このお店もとてもいい雰囲気でした。

Boothbay Harbor Shop

メイン州の海岸沿いには、Boothbay Harbor以外にも、ロックランド(Rockland)、カムデン(Camden、米語でいうとキャムデンでしょうか)、それに云わずと知れた歴史的なリゾートであり、アカーデイア国立公園の麓に位置するバー・ハーバー(Bar Harbor)と魅力的な港町が点在しています。ロックランドは、1886年に建造されたIssac H.Evansと1871年に建造されたStephen Taberの母港ですし、カムデンは同じく1871年に建造されたLewis R.Frenchと1918年に建造されたSurpriseの母港です。4隻とも2本マストの木造スクーナーで、クルーズ船として現役ですので、いつか訪れてみたいですね。

テーマ : アメリカ - ジャンル : 旅行

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