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POGORIA 1980 (ポゴリア 1980)

Pogoria POS

この近代的な船型を持つ帆船は、1980年にポーランドのグタニスク造船所(Gdańsk Shipyard)で帆走練習船として建造されました。設計は、ポーランドの造船家Zygmunt Choreńです。Zygmunt Choreńは、SVS Pogoriaを皮切りに今までに20隻ほどの帆船を設計しているそうです。ポゴリアは平面的な船尾が特徴ですが、Choreńが設計した帆船は同じ様な意匠のデザインをしています。

Pogoria Stern

今回Stavengerに集まった帆船では、Fryderyk Chopin(1992)とMIR(1987)がChoreń氏により設計されグタニスクの造船所で建造されています。ポーランドは現代の帆船建造の中心的な位置を占めているのですね。

Pogoroa Departure

さて、ポゴリアはThe Sail Training Association Polandが維持運営している、3本マストのバーケンティン型の帆船で、全長153.5ft(46.8m)、船体長133ft(40.6m)、船幅26.3ft(8m)、総排水量は342トンの小型帆船です。

Pogoria bathing

今回、船上を見学することも出来ず、帆船パレードでも先頭集団だった為に撮影でしたのは冒頭の一枚だけでしたが、Stad Amsterdam船上からEENDRACHTの索具越しに見たPogoriaの姿はなかなか雰囲気がありました。

Pogoria from Stat Amsterdam

ところで、この帆船は2009年のバルト海で行われたTall Ships Raceに参加中に全マストを損傷するアクシデントに見舞われています。2009年7月7日フィンランド沖を航行中に15:55にフォアマストが折れ、次々にメインマスト、ミズンマストが折れる事故が発生しました。事故報告書に詳しく記載されていますが、原因は鋼鉄製のマストの腐食で溶接部分が突然折れたそうです。練習生もクルーも軽傷で済んだとのことで良かったですが、同じ2009年6月23日のバミューダ沖で発生したクルゼンシュテルンのフォアマストの破損事故を思い起こしました。尤もクルゼンシュテルンの場合は突然の嵐に見舞われたそうですが。

テーマ : 帆船紀行 - ジャンル : 旅行

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