Stad Amsterdam 2000 (スタット・アムステルダム 2000) その2 (船上を歩く)

この帆船は全てがきちっとしています。完璧に磨かれたシップ・ベルは見事な真鍮製です。
チーク張りの甲板材もしっかり磨かれていますし、ビレイピンに均等に巻かれたロープも綺麗です。

因みに帆船模型では、4バット・シフトとか3バッド・シフトとか甲板材のパターンが一般的ですが実船は様々です。スタット・アムステルダムのデッキ・プランキングは特に拘っていない様でした。

スカイライトはマホガニー製で、こちらも中々美しい造作です。クルーズシップらしく、ここにもベンチが設けられています。

白に塗装されたマスト、ヤードは黒。さらにヤードにはスタンスル・ブームが装着されており、往年のクリッパー・シップを彷彿されます。

スタット・アムステルダムは、2000年に竣工した新造船ですが、既に2013年にDamen造船所でリフィットされています。

今回は船上を歩き回っただけで船内には入れませんでしたが、後部キャビンの入り口をのぞいて見ると船内も中々快適そうです。無論、正統なクリッパーシップですので、キャビンはオーソドックスな形状でしょうが、公式WEBを見ると、マホガニー製の豪華な造作です。

写真が多くなりましたので次の記事に続けます。
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