SV MARGARITA 2015 - Lagoon 450 (その6) イオス島Pikri Nero

翌日、夜明け前に目が覚めデッキに上がると、既にキャプテンが出港の準備を始めていました。05:34と表示されたコクピットのモニターを見て風が落ちていることを確認しました。

イオスの港を夜明け前に出港し、島の点在する美しい入江に停泊して朝食をとることにします。アンカーを揚げるウインチとアンカーケーブルの音に続き、起動したエンジンの音が静まった港に響きますが、家族は寝たままSV Margaritaは静かな海面を進んで行きます。

イオス湾を抜けても波は殆どありません。沖合で日の出を迎えました。
さて、次の目的地は海からしかアプローチが出来ないビーチです。
できれば、誰もいないビーチの沖に停泊し朝食を楽しみたいとの希望をキャプテンに伝え、Pirki Neroという名前の小さな入江に向かうことにしました。

Pirki Neroの入江に投錨後、早速テンダー(キャプテンはディンギーと言っていましたが)を出してもらい、カメラを持って上陸します。見晴らしが良さそうな場所を目指して小高い丘に登って見ます。朝日が入江を照らし素晴らしい光景が眼下に広がっています。2つの無人のビーチを独り占めする快感は何とも言えません。
以前、訪れたフリゲート島のAnse Victorinにアプローチしてきたカタマランヨットを思い出しました。

望遠レンズでMargaritaに焦点を合わせると、デッキ・テーブルに朝食の準備がされているのが見えました。ビーチに降りて合図をするとテンダーで迎えにきてくれます。

すっかり満足してヨットに戻り時間を確認すると未だ朝7時50分でした。素晴らしい一日になる予感がします。
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