Adventure Cat・サンフランシスコ湾クルーズ (その4)

Adventure Catはサンフランシスコに向けて滑るように帆走します。
ゴールデンゲート・ブリッジでは霧がかかっていたのですが、サンフランシスコの街には抜けるような青空が広がっています。モノホール艇のPrivateerとすれ違いました。機走中で波に揺られピッチングしています。カタマラン艇の安定した動きとは異なり、船上で写真を撮影するのも大変そうです。

今度はロケット・ボートとすれ違います。まるで遊園地の乗り物のように何度も輪を描いて疾走しています。風景を楽しむ遊覧船ではなくアトラクション艇ですね。長男が少し羨ましそうに眺めていました。

どんどんサンフランシスコの街に近づきます。美しい3本マストの全装帆船バルクルーサ(Balclutha)が見てきました。1886年に建造されたフルリグド・シップ型の帆船について後ほど詳しく書いてみたいと思います。

メインセールがするすると降りてきて、機走に切り替え埠頭に向かいます。ファーリング・ジブも素早く巻かれていきます。カタラマン艇なので幅が広いのですがとても小回りが利く感じがします。

僚艇のAdventure Cat 2の正面に停泊して1.5時間の短い航海が終わりました。退屈する暇もなく、今回のクルーズはとても堪能できました。サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフに来るのであればAdventure Catはお勧めです。今回のクルーズは13:00からでしたが、サンフランシスコは午後から晴れることが多いらしいので、15:00からのクルーズの方が良かったかもしれません。

次はHyde Street Pierに戻ります。
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