Yacht America (ヨット・アメリカ 1851) その6(船上艤装)

America Deck Layout from the stern

さて、クジラを見た後はのんびりと帰路につきます。

上の写真は、ヨット・アメリカが停泊しているところを後方から見下ろすように撮影したもので、デッキ・レイアウトが良く判ります。停泊している時は、ハッチとか舵輪とかの構造物にカバーが掛けられていて大事にされている様子で嬉しくなります。

救命用具は機能的ながら巧妙に配置されており目立つことがなく、本来のスクーナーの整然としたデッキが再現されています。デッキはチーク張りですね。ハッチとかは、マホガニーでしょう。ニューヨーク州のSCARANO造船所が1995年にこの復元帆船を建造した時の総費用は6百万ドル(約6億円)を超えていたそうですので、素材を吟味した豪華なヨットです。

America Fore Hatch

さて、船上の艤装を詳しく見てきます。フォアマストの後ろに小さな船鐘があります。磨かれていませんが、いい雰囲気です。マストをよく見ると鋼鉄製でしたが、ブームは見事な色の木製です。

America Ship Belle

シャープな船首部分も美しいです。シュラウドの根元のランヤードの両端は、デッドアイ(3つ目滑車)で時代考察も完璧です。シュラウドも丁寧にサービングがされています。

America Fore Deck View

下の写真は、フォアマストの根元と、中部甲板の光景です。流石に、各種ウインチとロープ固定用のクリートが付けられています。流石に1851年のオリジナル船の装備であった伝統的なビット、ファイフレール、ビレーピンのセットではありません。

Fore Mast WInches

次の記事では更に詳しく見ていきます。本当に美しいスクーナーで興味が尽きません。

テーマ : 帆船紀行 - ジャンル : 旅行

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