海賊の島(Frégate Island 2011、その8、海ガメと陸ガメ)

Under the Water (1) Tartle

ある朝、Frégate Islandのハーバーのボートをチャーターしてフランス人のダイビング・インストラクターのガイドで島の周辺にあるシュノーケリング・スポットを訪れました。

Dive from the Fregate Boat

子供達はモルディブを訪れた2003年末に比べると大きく成長しており、インストラクターについてどんどん海の底に向っていきます。防水カメラを片手についていくと、早速、ウミガメが悠々と泳いでいる姿が視界に入りました。なんと美しい姿なのでしょう。手が届くようなところまで近づいてきました。ウミガメが海中で泳ぐ素晴らしい光景を見て、そして夜は孵化したばかりのウミガメの赤ちゃんを海に放すことを手伝って子供達も大満足でした。

Under the Water (2) Tartle

さて、次はリクガメです。オーブリー・シリーズのファンであれば、サープラス号がインド洋に浮かぶ無人島に寄航したときに発見した新種のリクガメ、テストゥード・オーブリィ(Testudo Aubreii)を想像されるのではないでしょうか。この無人島の場所は、Geoff Huntの絵画と複製画を販売している英国のArt Marine 社がスポンサーになっている、オーブリー・シリーズの航路のマッピング・プロジェクトで確認することが出来ます。この島は実存するイギリス領インド洋地域(British Indian Ocean Territory-BIOT)のチャゴス諸島にあるネルソン島(Nelson Island)がモデルだと思われます。長さ1.5km、幅は僅か200m程度のネルソン島は今も無人島です。余談ですが、チャゴス諸島には18世紀から人が住んでいたそうですが、この群島の最大のディエゴガルシア島(Diego Garcia Island)は1966年から50年の契約で英国から米国に貸与され、現在に至るまでインド洋の米軍の重要拠点となっているそうです。この貸与契約の為に定住していた住民が1973年頃に掛けてセイシャル、モーリシャスに移住させられた歴史が残っています。脱線しすぎましたので話題を元に戻します。

ゾウガメ(1)

Frégate Islandに生息するのは、アルダブラゾウガメ(Aldabra giant tortoise)で、一番長寿のカメは160歳以上だそうです。ということは、1850年代の生まれですね。1850年代というと、1854年のクリミア戦争、そして、英国東インド会社解散の直接の要因になったインド大反乱が思い浮かびます。日本でいえば、ペリー提督の黒船来航が1853年ですね。と考えると、この大きなリクガメを見る目が変わります。公式記録としては確認されていないそうですが、一説には255年も生きたセイシェルのリクガメがいるそうです。

ゾウガメ(2)


決闘で傷つき衰弱したマチュリンは、テストゥード・オーブリィの目で癒され、そしてジャックの献身的な看護で回復に向うのですが、アルダブラゾウガメの顔を近くで見るとちょっと怖い感じがしました。

Frégate Islandの記事を続けます。次はこのリゾートについて触れた後に、私設博物館を見ていきます。

テーマ : 帆船紀行 - ジャンル : 旅行

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