スーザン・コンスタント復元船(Susan Constant 1991、バージニア州   ジェームズタウン、その5)

Susan Constant (14) リギング

さて次はリギングです。丸い形のトップ(檣楼)がこの時代の帆船らしい雰囲気を醸しだしています。ヤードにフットロープ(Footrope)が取り付けられていますが、17世紀の初頭は、フットロープは存在しなかったと思いますので、これは復元船スーザン・コンスタントが帆走することを考えた安全策でしょう。

Susan Constant (4) ホイップスタッフ

上の写真の左側の長い棒は、お約束のホイップスタッフ(操舵棒、Whipstaff))です。右側にコンパス、砂時計、ログ(速度測定器)と航海に必要なアイテムが展示されています。

ホイップスタッフは、次のようにラダー(舵)に連結されています。単純な構造で、判りやすいと思います

Susan Constant (8) 操舵設備

さらにマニアックな写真を続けます。フォアキャッスル(船首楼)のビットとファイフレールです。ビットの上部は彫刻が施されており凝っています。

Susan Constant (15) ビット

最近の僕の帆船の興味の中心は、18世紀後半以降の艦船ですので、16世紀末~17世紀の帆船にはさほど興味を覚えていませんでした。ところが、マサチューセッツ州プリマスに停泊しているメイフラワー号、そしてジェームズタウンに停泊している3隻の17世紀初頭の帆船の復元船を見て、この時代の帆船にもとても魅力があることを再発見しました。30年ほど前にストックホルムのヴァーサ(Vasa)博物館の売店で購入したビリングボート社製のゴールデン・ハインド(Golden Hind)のキットが未製作のまま東京の実家の何処かに眠っています。このキットはかなり前に廃盤になっていると思いますが、全長が1m程の大きい縮尺のキットです。製作もしていないのに、ボロボロになった図面だけは何故か手元にありますが、いつか作ってみたいと思います。

Golden Hind図面

次の記事からは、スーザン・コンスタント以外の2隻の帆船、ゴッドスピード(Godspeed)とディスカバリー(Discovery)について各々詳しく見ていきたいと思います。

テーマ : 帆船紀行 - ジャンル : 旅行

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