USS Constitution 1797 (その9、バース・デッキ)

USS Constitution 2009 Berth Deck

バース・デッキ(Berth Deck)に降りると、急に天井が低くなり頭上が気になります。上の写真のように、バース・デッキにはハンモックが吊るしてありました。士官以外の水兵、海兵隊の合計400名程がここで生活していたと考えると、超大型フリゲート艦とはいえ、決してスペースに余裕がある訳ではないと思います。

USS Constitution 2009 Berth Deck フレーム

現代のバース・デッキは電気照明で照らされていますが、当時は上の写真の右上にある、換気口というか、明り取り(?)だけで薄暗かったのではないでしょうか。艦舷からみると、ガンデッキの下に丸い明り取りが並んでいるのがわかります。ところが、この明り取りは、1797年、1795年、更に1812年の図面にもなく、初めて図面に描かれるのが1927年の修復時ですので、もしかしたら20世紀になってから追加された設備かもしれません。手元にある、1857年に撮影されたとされる修理中の写真にはこの丸い明り取りはありませんが、1931年に撮影された写真では判別できます。因みに、バース・デッキの床はちょうど喫水線と同じレベルにあります。様々な種類の梁(Knee)の形状も面白いですね。

USS Constitution 2009 Berth Deck 換気口

2008年夏、2009年夏と2年連続でコンスティテューションを訪れましたが、バース・デッキの後方にある、士官居住区(Wardroom)と船倉(Orlop)は見学できませんでした。下の写真はWardroomの入り口を撮影したものです。

USS Constitution 2009 Berth Deck Wardroom

バース・デッキにいると息が詰まりそうです。ガン・デッキを通り過ぎ、外気に当たれるスパー・デッキに駆け上がりました。下の写真はバース・デッキの階段を撮影したものです。踏み板に滑り止めが取り付けられていますが、これも当時は無かったと思います。手摺のロープの処理が面白いですね。

USS Constitution 2009 Berth Deck 階段

また写真が増えてしまいました。次は修理中のスパーデッキの写真を中心に紹介します。

テーマ : 帆船紀行 - ジャンル : 旅行

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