USS Constitution 1797 (その8、ガンデッキ後編)

USS Constitution 2009 Gun Deck Captains cabin

ガンデッキの後方は、艦長居住区(Captain's Cabin)になっています。2重の隔壁となっており、先ずは上の写真の通りにGreat Cabinがあります。その奥は、艦尾窓に繋がる艦長の私的空間で、過去の記事で紹介したように、艦尾窓の両脇は寝室となっております。2008年の訪問時の印象を「艦長執務室は、両端の隔壁により窓3つ分の幅しかなく、その窓も鎧戸に開けられた小さな丸い明り取りから光が入るだけで薄暗く、快適とは云えない部屋でした」と記しましたが、実は改装中で塞がっていた天井の明り取り設備(Skylight)から光が入るのですね。公式案内(動画)の説明が判りやすいと思います。

USS Constitution 2009 グレーティングと砲弾

さて、Great Cabinのドアを出ると、グレーティング(格子)の外枠に砲弾が置いてありました。良く見ると大きさが違うので、24ポンド砲弾だけではないと思いますが。さらに海洋小説でお馴染み(?)の葡萄弾(Grape Shot、左の透明ケースの中)、棒付き弾(Bar Shot)等の各種砲弾が展示されています。砲弾は想像したより小さい気がしました。24ポンドの砲弾は、重さが11kg程度、直径は13.82cmです。海洋小説を読んでいると、なにかボーリング玉のような大きさの弾丸が飛んでくる様子を想像してしまいますが(僕だけかもしれませんが)、24ポンドでこの大きさでしたら、オーブリー艦長の最初の乗艦であるソフィー号(HMS Sophie)の4ポンド砲の弾丸は文字通り豆鉄砲ですね。

USS Constitution 2009 Gun Deck 砲弾の種類

最後のガンデッキで撮影した極めつけのオタク写真を2点。これは何でしょうか。

USS Constitution 2009 砲口掃除道具

上の2つは、木製の柄をつけて砲膣を掃除する道具です。冒頭の写真の中央上部にあるように各砲に備え付けられています。下の写真はこれも冒頭の写真にも写っていますが、コンスティテューションの上下に開く砲門のを開閉する装置です。紐で引っ張り頭上のクリ-トに結び固定する構造です。流石にここまで模型で再現することはないでしょうが。

USS Constitution 2009 砲門開閉装置

さて次の記事では、バースデッキ(Berth Deck)に行き、最後にスパーデッキ(Spar Deck)を改めて見学します。

テーマ : 帆船紀行 - ジャンル : 旅行

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