旅の友 2010年夏 フォード・エクスペディション(FORD EXPEDITION) 

Expedition 2010 (1)

2010年の夏の米国東海岸旅行は、このフォード・エクスペディション(FORD EXPEDITION)をハーツ・レンタカーから借りました。2008年、2009年の東海岸、カナダ旅行の時は2年連続してリンカーン・ナビゲーターを借りたので、今年もハーツに、「リンカーン・ナビゲータ-或いはキャデラック・エスカレード」とリクエストしたところ、ニューヨークJFK空港で借りて、ワシントンDCのIAD空港で返す、いわゆる乗る捨てはPrestige Collection対象の車種は不可(借りた場所に返却が条件)との回答だったので、エクスペディションを予約したのでした。何故Prestige Collectionに拘っていたかというと、後述するハーツの専用GPS NeverLostが標準装備されているからです。結果からするとエクスペディションにもNeverLostが装着されていたので一安心。

冒頭の写真は、ハドソン川沿いのWeehawkenのPort Imperialフェリーターミナルの駐車場で撮影しました。レンタカーを停めてマンハッタンにフェリーで渡る直前です。

エクスペディションとナビゲーターは共通のシャーシ、エンジンで、外見と一部内装以外は殆ど差がありません。ナビゲーターの2列目のシートは、左右に独立したシートとなっておりますが、これは子供達に不評でした。長距離ドライブの際に横に長いシートの方が自由度(寝そべるとか)があるので好きらしいのです。エクスペディションは、2列目のシートは40/60の分割式で中央のコンソールは可動式でした。

Expedition 2010 (3)

視界は(当然ですが)ナビゲーターと同じです。フォードのSUVでちょっと不満なのはフロント・ウインドーの傾斜がきつく、更にダッシュボートが高くせり上がっているので圧迫感があります。逆にサイドのウインドーは低く大きいので子供達の評価は上々でした。リア・シートの開放感は、以前、日本に住んでいた時に乗っていた、レンジ・ローバー(V8 4.4LのBMWエンジンを搭載したHSE)と似たような感じらしいです。

ナビゲーターは、フォード・ジャパンが正規輸入をしているので、日本でも見かけることがあると思いますが、エクスプローラの上記機種となる、いわゆるアメリカのFULL SIZE SUVであるエクスペディションは日本には並行輸入で入っているだけなのでマイナーな車種だと思います。

Expedition 2010 (4) Back

全長5,245mm、全幅(ミラー含む)2,332mm、全高1,989mm、ホイールベースが3,023mmとで日本の基準からすると可也のオーバーサイズでしょう。約2.7トンの重量を鑑みると、5.4LのV8 SOHCエンジンから発生する310馬力は力不足に思われますが、実際に運転すると、低い回転数からトルクが湧き上がってきて、思った以上に軽快に走ります。
4WDと2WDは切り替えが可能なパートタイム4WDですので通常はFR(後輪駆動)です。因みに下は2009年の夏にニューヨークからノバスコシアの移動を含め、2,200マイル(約3,520km)を走ったフロリダ・ナンバーのナビゲーターの写真です。確かにエクスペディションと比較すると高級感があります。

2009 Navigator (1)

昔アメ車は嫌いでした。マッチョで、大げさで、パワーはあっても低回転エンジンで重くて遅い、というイメージを長く持っていました。もっと云えば4x4のSUVにも一生乗ることはないと思っていました。ところが、以前住んでいた欧州の辺境で、レンジ・ローバーを買ってみたことから車人生が変わってきました。当時購入したのは、V8のOHVエンジン(全くアメ車と同じエンジン!)を搭載した4.6 HSEでしたが、これでアメリカ的なOHVのV8エンジンに対する偏見がなくなり、さらには子供の成長と共に生活様式が変わり、SUVでないと不便だと思いようになりました。

という訳で、あまり違和感を感じないままに、今年の夏の旅行ではニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルバニア州、デラウェア州、メリーランド州、バージニア州、最後にDCと約3週間で1,400マイル(約2,250km)をエクスペディションで快適に走破しました。下の写真は、ハーツの専用GPS、NeverLostです。これがないと何処にも行けません。以前は地図を片手にどこにでも行けたのですが、GPSにより(本来あった筈の)勘が失われています。

Expedition 2010 (3) NeverLost

ところで、今回借りたエクスペディションはEddie Bauer仕様でしたが、2011年のモデルからこのグレードがカタログ落ちになっています。確かにEddie Bauerといっても、バッジが付いて、ツートンカラーとしているだけの印象でしたが、嫌いなブランドではないのでちょっと残念です。2011年モデルのエクスぺディションの最上級のモデルはKing Ranchで、テキサスのKing Ranchからの命名だそうですが、余りにもコテコテの南部のイメージでちょっと引いてしまいます。

Expedition 2010 (2) EB

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旅の友 2008年夏

Navigator 2008 July 4

僕の旅行は殆どレンタカーで移動するパターンですが、旅先で借りる車はできるだけその国の車(生産していればですが)に乗りたいと思っています。イタリアを旅するのであれば、Alfa Romeo、スウェーデンを旅するのであれば、Volvo。ドイツを旅するのであれば、BMW。当然、アメリカを走るのはV8のアメ車。ということで最近のエコカーブームとは全く逆ですが、2008年夏の東海岸での旅の友はV型8気筒、5.4Lエンジンを搭載するリンカーン・ナビゲーターでした。

Navigator 2008 July 1

一番上の写真はメイン州のFreeportに近い(個人が寄付したらしい)海沿いの公園で撮影。真ん中の写真は、ニューハンプシャー州のFranconia(日本でも通信販売を展開しているGarnet Hillの本拠地)で撮影。高い視界、ゆったりとした室内、ビジネスクラスのような後部座席と、長距離を移動するには最適です。勿論、2週間分の家族4人分の荷物を収納した上で、妻と長女のモールでの買い物にも十分対応できる大きなトランク。燃費も思ったほど悪くないです。全長5.3m、車重2.7トン。日本では持て余す大きさですが、アメリカでは気になりません。10年前はそもそも4WDのSUV、特にアメ車には全く興味はありませんでしたが、嗜好は変わるものです。といってもNew Englandでは、このようなアメ車はまったく人気が無いみたいで、特にボストン近郊だと、メルセデス、BMW、AUDIと見事に欧州車だらけなのですが。。

Navigator 2008 July 2

ハーツ・レンタカーの一部の車種には、簡易型ナビ、その名前も’NeverLost’(http://www.neverlost.com/Default.aspx)が搭載してあり、便利で病みつきになります。目的地を旅行前にWEB上で入力してUSBで保存、旅先でこのUSBをレンタカーに搭載されているナビに接続すると、目的地を選択するだけで入力する必要もありません。ナビが普及していない時代に(そもそも方向音痴な僕が)どうやって見知らぬ国の目的地に到達していたのか今となっては想像も出来ません。

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