音楽とオーディオについて (その3)

Fregate Turtle

Pat Metheny Radio(PM Radio)は、休日の昼下がりのBGMにちょうど良い感じです。

リラックスして音楽を聞いていると、色々な情景が目に浮かびます。最初にその曲を聞いた時の風景を鮮明に思い出すときもあれば、支離滅裂なイメージが思い浮かぶときもあります。PMラジオでJamesが流れきたときに、思い浮かべたのは冒頭の海ガメのイメージでした。フリゲート島のカメのジェームズは、ウミガメではなく、リクガメですが、優しいPMのJamesの旋律に透明な海を悠々と泳ぐカメは似つかわしいかもしれません。言うまでもなく、PMのJamesは、James Taylorの意味ですので全く関係がないのですが、インド洋の孤島に住むアルダブラゾウガメのジェームズ(James)を連想したのです。

Fregate Island Villa Pool

さて、PMのJamesが入っているアルバムは、1982年に発売された
Offrampですが、このLP(懐かしい響きです)を最初に聞いたの場所は貸レコード屋でした。誰からリクエストしたレコードに「ボッ」と針が置かれ、少し間を置いて流れてきたのは、(当時高校生の)耳に心地よいリズムとメロディーでした。「現在演奏中」のラックに掛けられた、LPのジャケットもとてもかっこ良く、迷わずレンタルしたのでした。

ところが、家に帰りLPのA面に針を降ろして聞こえてきたのは、貸レコード屋で聞いたのとは全く違う不思議な曲でした。心臓の動悸のような音にパーカッションの音が重なり、そしてシンセギターが聞こえてくるのですが、とにかく理解に苦しむ音楽です。じっとオーディオセットの前に座り聞いていたのですが、3曲目の不気味な旋律に風の音、そして呪文のような唸り声が聞こえてきたときにとうとう耐えられなくなり針を上げたことを思い出します。気を取り直してレコードをひっくり返し、B面に針を降ろて聞こえてきた耳慣れた曲(Eighteen)にホッとしたのでした。

記事が帆船の話題から離れていってしまっていますが、最近は移動中に欠かさずに音楽を聞いており、家のオーディオシステムも久しぶりに更新中ですので、ちょっと関心がこちらの方に移っています。

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音楽とオーディオについて(その2、インターネットラジオ)

Ance Victorin FI

前の記事で、ネットワークプレーヤーを導入したことを書きましたが、今BGMとして流しているのは、Tradewinds Radioです。

インターネットラジオ局のリストを検索していて、caribbeanと入力したら、Aの最初にAnguillaと出てきました。この美しいアンギラ島には1994年に訪れていますので、懐かしくなってラジオ局を検索して、このトレードウインズ・ラジオを発見(?)しました。日本語に訳すると貿易風ラジオでしょうか。とても素敵な名前です。

Shoal Bayの信じられないほど美しい白いパウダーサンドと、ターコイズブルーの遠浅の海は、まさに天国の言葉に相応しい場所でした。思い出すと、気温は高くジリジリと太陽が照りつけていましたが海風が気持ちよく、バラソルの下でうたた寝をするには最高でした。貿易風ラジオは、アンギラ島のビーチに本当に相応しい名前ですね。

20年前のことですので、当時の写真はポジフィルムとネガフイルムなので日本に置いてあり手持にありませんが。ということで、冒頭のセイシェル諸島のANSE VICTORINを訪れる迄は、長らくアンギラ島のビーチが僕のベストビーチだったのです。

さて、貿易風ラジオで流れる曲は、お約束通り優しいスティール・パンの音色のカプリソとかレゲエとかもありますが、なんといっても最高なのは'70 〜’80’sですね。聞いていて唸ったのは、Steely Dan、それも1972年のファーストアルバムCan't Buy A Thrillからの選曲。Van Hallenの2ndアルバム、Dobbie Brothers、Styx、アルバムの中の隠れた名曲も流れ、なんともいい感じですね。オールディーズだけでなく、カントリーの最新ヒット曲(Band Perry!)とかも流しますが、選曲が絶妙です。今掛かっているのは、又、Steely DanのReelin' In the Years(!)。これも1stアルバムからの選曲です。リゾートステーションでSteely Danが1日に何度も流れるなんて信じられません。

FL Beach 2011

尤も、Tradewinds Radioの所在地はWEBによると、フロリダ州のDania Beach、アンギラ島の横にあるセントマーチン、プエルトリコとなっていますので、アンギラ島の放送局ではないのですが。上の写真はDania Beachの直ぐ北のFort Lauderdale Beach Parkで2011年夏に撮影した写真です。

ということで、インターネット・ラジオでリゾート気分を味わっていたら、USAニュースとなり、シリア問題を報じていて現実に引き戻されました。貿易風ラジオは、単に音楽を延々と流しているラジオ局ではなく、時折ニュースを報じるところもいいですね。宣伝もあまりありませんし。

貿易風ラジオ以外で、最近気になったのはPM Radio。こちらはパット・メセニー(Pat Metheny)を延々と流している、ボストンのインターネット・ラジオ局です。ボストンらしいですね。

長くなったので、Pat Methery Radioは次の記事にします。

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音楽とオーディオについて(その1)

Network Audio NA-11S1

帆船の話題から逸れますが、音楽とオーディオについても書いてみたいと思います。

冒頭の写真は、最近導入したネットワーク・プレーヤーです。といっても現在は、インターネット・ラジオを聞くこととCDのD/Aコンバーターとしての使い方なので、ハイレゾリューション音源に触れている訳ではありません。

生活の環境が変わったこともあり、休日は文字通り一日中音楽を聞いています。1枚のCDを選びじっと座って音楽を聞くより常に音楽が流れるようしたかったので、先ずは普及品のネットワークプレーヤーを買ってみたところ想像以上に良く、音質も考慮した2台目を導入したところ、すぐにオーディオ・システムの中核になってしまいました。1台目の方は、ベットルームのシステムに接続して、インターネット・ラジオとiPadのAirplayを楽しんでいます。

音楽もオーディオも30年以上にわたり親しんできましたが(と書くとなんとなく歳を取った気がします)、カセットテープ、レコード、DAT、CD、SACDのパッケージ・メデイアが、ネットワークに変わることは劇的な変化です。何と言ってもモーターで駆動するプレーヤーがないのですから。

Klipsch Logo

膨大な場所を取っていたCDコレクションも、小さなiPodに全て収まってしまい、いつでもAirplayで呼び出す行為には、なんとも言えない感慨を覚えます。音質重視を言い訳にPCオーディオには全く興味がなかったのですが、導入したネットワーク・プレイヤーは想像以上の高音質で、長年親しんでいるスピーカー・システムの更新を真剣に考えだしているほどです。

Klipsch Sign

ところで愛機のスピーカーは、とある国のオーディオ・ショップで偶々試聴して、一目惚れ(一音惚れ?)して導入したのですが、なんといっても基本設計が古い(1950年代!) ので音の方向性は好きなのですが唸るところです。このメーカーの本社は、アーカンソー州(Arkansas)のHopeにあります。背面にはテストエンジニアのサインが入っていて、仕上げ塗装がされていない天然オーク材(Unfinished Oak)突き板が張られており、手作り感が最高なのですが。

音楽の話題は次の記事からにします。